生命保険ONE

見直しましょう!生保契約

*

転換しませんか?この言葉に要注意!

   

生命保険会社の営業所(支部)には本社や支社から転換勧誘リストなるものが送られてきます。

転換の罠

転換対象者は生保会社にとって非常に良いカモなので「しっかり狩って来いよ!( ゚Д゚)オラ」というプレッシャーをかけるのです。

転換とは、簡単に言うと現在契約している古い保険契約を下取りに出して、新しい保険に加入し直す方法です。

車を買い替えるときに、現在乗っている車を下取りに出して、そのお金を新車購入費用の足しにしますよね、アレと同じようなスキームで保険も乗り換えることが出来るのです。

古い保険商品に加入している契約者に対し、営業職員が「新しい商品が出たんですよ~( ^ω^ )。新商品は、こんな便利な特約がつけられるんですよ( ^ω^ )。今入っている保険契約を下取りに出せば、お安く乗り換え出来ますよ( ^ω^ )。転換で乗り換えませんか?( ^ω^ )ニコニコ」と勧誘してきます。

しかし、この転換へのお誘いに簡単に乗ってはいけません。

だいたい保険会社の営業が久しぶりにニコニコしながら訪問してくるときは、なにか新しい契約につながる情報はないかと探りに来ているか、古い契約を転換させて一稼ぎしようと企んでいるかのどちらかです。

実は転換は、保険会社と営業職員にとってかなり美味しい果実なのです。

そもそも保険会社が新商品を出してくるときは、既存の商品よりも自分たちが儲かるものを出してくるのが定石です。

わざわざ自社が損するものを新しく出してくるわけがありません。

つまり儲からない古い契約を止めさせて、新しい商品を契約してもらうことは保険会社にとって得することが多いんです。

セールスレディにとっても転換は成績にカウントされるケースがほとんどなので、とてもおいしいスキームとなっています。

まったく知らない人をゼロから保険に勧誘するよりも、既に顧客となっている契約者を勧誘するほうが、アポイントが取りやすいし、契約に持っていきやすいというメリットもあります。

実は、近年の大手生保の契約は、まっさらな新契約(業界用語で白地契約といいます)ではなく、ほとんどが転換契約なのです。

もはや日本の保険市場は完全に飽和状態ですから、新しい白地契約なんてそうそうとれるものではないのです。

既存の契約者からいかに搾り取るかは、保険会社にとって重要な課題となっているのです。

しかし契約者側からしてみれば、保険は車と違って古くなったからといって使えなくなるものでもありませんし、新しい保険だからといって、気持ちよく運転できるものでもありません。

しかも保険会社が得するということは、往々にして契約者側は損する可能性が高いということです。

保険に関してはWIN-WINなどの幻想はありません。

お金というのは、片方が得をすれば、片方は損をします。

その証拠に、セールスレディが持ってくる転換の提案書を良く見てみてください。

必ず今の契約よりも月々に支払う保険料が増えているはずです。

ごく稀に保険料が安くなる提案を持ってくることもありますが、その場合は、利率が下がっているとか保障内容が悪くなっているとかそんな場合がほとんどです。

「新しい契約は保険料が高くなっているじゃないか!」と突っ込むと、「新商品は今までカバーできていなかったケガも保障できるんですよ~( ^ω^ )」などと言ってきますが、大概はどうでもいい保障なのでよく考えるようにしてください。

安易に保険を乗り換えるのではなく、しっかりと吟味をするのを忘れないようにしましょう。

また転換するくらいなら、他の会社の商品に乗り換えるのも一手です。

転換を勧められたのを機に安いネット生保などの商品を検討して見ると、月々の保険料がグッと節約できたりしますよ。

 - 元職員が語る生命保険の裏話

Comment

  1. 金井治 より:

    10数年前にセールスレデイに騙されて契約転換してしまい、後に嘘にきずいて元に戻そうと したが時すでに遅し、数年経っていて諦めました。逆ザヤの解消が上部の課題と成っており、レデイへの社命により手段を選ばぬ嘘で攻めてきたのです。その嘘とは行政政策で契約時の金利を下げることになるので、転換しないと大きく損失してしまう。との内容でした、実際その様な解消策が話題にはなっていました。私同様の逆ザヤ解消のための、虚偽の説明等によるに詐欺行為被害者、被害額は相当額に上ったはずです。日生コマーシャル見るたび犯罪集団が何をしてきたのか、と腹に立つばかりです。他大手も、かな。

     

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