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複雑怪奇 生命保険会社の職員(社員)構成

   

ひとくちに生保職員(株式会社の場合は社員)といっても実は様々な職種があり、お給料や待遇が大きく異なっています。

今日は、生命保険会社の職員(社員)の構成についてお話したいと思います。

ちなみに生命保険会社で働く従業員を職員というのは相互会社の特徴で、株式会社化している第一生命や太陽生命、大同生命では従業員を社員と呼びます。

本稿では、生命保険会社の大部分が相互会社であることから、職員という言葉を使って解説していきます。

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生命保険会社の職員は大まかに以下のグループに分けられています。

  • 総合職
  • 一般職
  • 総合営業職
  • 法人営業職
  • 営業職

職種名は会社によって様々ですが、概ね上のような呼ばれ方をされる事が多いです。

以下でそれぞれの職種について詳しく述べていきます。

総合職

いわゆる幹部候補生であり、将来の社長は、この中から選ばれることになるエリート職種です。

会社によってはグローバル職、基幹職などと呼ばれることもあります。

人事や経営企画、商品企画、資産運用、営業企画など会社の中枢を担う重要業務を遂行しているのは、ほとんどが総合職です。

そのため、給料の高さや安定性でも優遇されており、大手4社のライン課長になると年収は1000万を超えてきます。

大手4社の総合職は学歴も非常に高く、半数以上が国立上位校や早慶上智レベルです。

残りはMARCH、関関同立レベルが占めており、日東駒専レベルになると1%ぐらい。

新卒の人気企業ランキングでも上位に入るため、入社するのは非常に狭き門となっています。

ただ、高い給料と出世の可能性の代わりに、住居の移転をともなう異動もあり、海外や地方どこに飛ばされるかわからないのも総合職の宿命。

総合職の中でも評価の高い人は、本社を中心に働くことになりますが、会社からイマイチだと評価されると地方を転々とさせられるリスクもあります。

最近では、女性の総合職も増えてきており、入社時点の総合職女性比率が3割を超える会社もあります。

 

一般職

いわゆる事務職で、女性のみが採用される職種です。

男女雇用機会均等法の手前、女性のみの募集とはなっていませんが、実際には女性しかいません。

ごく稀に総合職から一般職にクラスチェンジする男性もいますが、例外的存在です。

基本的には、住居移転をともなう異動はありません。

そのため、ひとつの部署で長く働くパターンが多く、その部署のエキスパート的存在になるツワモノもいます。

昔は、結婚してあっさり退職していく人も多かったですが、他業界の社員とくらべると待遇もかなりいいので、長く働く人が増えてきています。

出世面でいうと平や主任クラスまでというパターンがもっとも多いですが、その上の課長補佐、さらに上の課長クラスまであがる人も結構います。

「課長補佐になったら、メーカーの総合職の旦那よりも給料高くなっちゃった♡」などといっている人もいたので、実はかなり美味しい職種です。

生保会社の一般職は上場企業の総合職よりも稼いでいることもあるので、あなどれません。

おっさんの上司たちにうまいこと気に入られて、ライン課長まで出世している人もいました(そこまでいけるのは、1%くらいですが・・・)。

最近では早稲田や慶應の学生も一般職として入社するぐらいの人気職種となっており、入社するのもかなり大変になってきています。

 

総合営業職

営業専門のエキスパートとして管理職を目指す職種です。

会社によって専修生、機関経営職などと呼ばれることもあります。

入社後、見習いとして各営業所(支部)に配属され、副支部長→支部長→営業部長と昇進して行くのが一般的です。

注意が必要なのは「総合職」とはまったくの別物であること。

「総合職」も経験を積むために支部長や営業部長として営業現場に配属されることはありますが、数年で本社に戻ることが前提です。

しかし、総合営業職は基本的には一生、営業現場で働くことになります。

総合営業職の最高ポストは支社長ですが、そこまで出世できるのはほんのわずか。

給料も歩合の割合が多く、成績次第で大きく変動します。

支部長の才能があればたくさん稼げますが、そうで無い場合、かなりきつい仕事となります。

私が以前、勤めていた会社ではたまに自殺者が出ていたぐらい。

「総合」とか「経営」という言葉にだまされて入社すると後悔することになるかもしれません。

 

法人営業職

法人職域専門の営業職員です。

いろいろな中~大企業のオフィスや工場内に入れてもらいそこの従業員たちに保険営業しているのがこの人たち。

基本的には女性しか採用されません。

それなりの企業で働いたことがある人なら経験があるかもしれませんが、オフィスの自席で仕事をしているといきなり保険会社の営業から声をかけられたりするアレです。

「勝手に他社のオフィスに入ってきて保険営業するとは何事か!?」と思った人もいるかもしれませんが、保険会社は大企業の大株主であることが多いので、そういった立場を利用して許可をもらって他社のオフィス内で営業をしているのです。

給料は、育成機関(だいたい入社後3年くらい)の間は固定給で、その後、歩合の割合が高くなります。

なぜかわかりませんが美人が多く採用されていたような気がします。

 

営業職

いわゆるセールスレディです。

セールスレディについては、別項で詳しく触れていますので是非ご覧ください。

生保のセールスレディってどんな人たちなの?

 - 元職員が語る生命保険の裏話

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